Ayuのつぶやき。

徒然なるままに。

学生時代、救急との出会い。

ちょっと暗めで重めの話が続いてしまったので

少し楽しかった思い出話を。

高校生の頃、コードブルーが放映されていました。

(もうほぼ年代絞れちゃうやつ笑)

冴島さんがめちゃくちゃかっこいいなーって思って、

でも、救急はきっと私に向かないだろうなって

勝手に思ってました。

 

4月。

念願の看護学生になった私は、

オリエンテーションキャンプの活動の一つで

運命の出会いをしました。

一次救命処置(BLS)を教えにきてくれた先輩たち。

心臓マッサージする姿がカッコよくて、

なんというか、医療系学生。って感じがしました笑。

ほんと短い時間だったんですが、

その後、その先輩たちはサークル活動で来ていて、

一般向けのBLS講習会やAED体験会をしたり

全国の医療系学生と集まって勉強会したりする

いわゆる救急サークルの

メンバーだったのだと知りました。

めちゃくちゃ格好良くて、

迷うことなくそのサークルの連絡先に連絡を取り

メンバーに仲間入り。

最終的に約5年間、がっつり活動に参加し、

救急漬けの大学時代となりました。

 

毎週末のように全国各地飛び回り

全国の医療系学生で集まり、勉強会をし

夜な夜な飲み会で、

勉強会でやったシナリオを振り返り

これからの医療を語らい(こっちがメインかも笑)

今思い出すと、青春してたなぁ。って笑。

今でこそ集まることはなかなかなくなったけど、

今でもその時のメンバーとは繋がっていて、

全国各地、それぞれの地で活躍していることが

私も頑張ろうと思える

1つのエネルギー源になっています。

(卒論を教授に送りつけて、そのまま友達の車で

パソコン作業を継続しながら

数100キロ単位の移動をしたのはいい思い出です。)

 

また、その合間を縫って、

高齢者施設のスタッフや地域の公民館、

子育てイベントや地方のお祭りのブースなどで

一般向けにBLS講習会をしたり、

本物のAEDを背負って、医師と一緒に

ラソン大会のAED隊をやったり、

震災時には募金活動など

いろんな経験をさせていただきました。

本当に一生懸命だったし、楽しかったなぁ。

 

なぜ、私がここまで救急にハマったのか。

実は向いていた、ってのもあるかもしれません。笑

けど、実は一本の動画が忘れられなかった、

というのが、理由の一つだと思います。

 

https://youtu.be/JARA-ohihXc

 

時間がある時でいいので、ぜひ見ていただきたい。

私に6分ほど、ください。

 

私たち医療者って、

病院で待ってることしかできません。

(もちろんドクターカーやドクヘリで

医療者が現場に駆けつけることもありますが稀で、

ほとんど傷病人が病院に来てくれないと

私たちは何もできません。)

病院で心停止があれば、

私たちはすぐ対応できますが

病院の外で心停止が起きた場合、

できるだけ早くそれを周りの人が見つけ、

救急車を手配して、

病院に連れてきてもらう必要があるわけです。

そばにいる人が、行動をしなければ、

私たちがどんなにすごい治療ができても、

その人は助からないんです。

だったら、できるだけたくさんの人が

BLSを知って、AEDを知って、

自信がなくても、行動しなきゃって

思ってもらえるようにしなきゃ。

この動画を見て、

助けることができる命を、できるだけ助けたい。

だったら、みんなに知ってもらわないと。

仮に、日本の人全員がBLSができるようになったら、

AED使える人ばっかりになったら。

日本って、めちゃくちゃ安全な国になるなぁ、って。

だからこそ、小さな影響力しかないけれど、

私が伝えることができる人、1人にでも多く

BLSについて伝えたい。

そう思って、学生時代活動していました。

今ではあまり活動できてませんが、

思いは変わっていません。

どこかでまた、講習会とか、体験会とか

企画できたらいいなぁ。って思いました。

 

もし、このブログみて、

少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいですし、

消防署や日赤などでは頻回に講習会やってるので

ぜひお近くで行われていないか、

調べてみてほしいです。

 

あと、

AEDってよく街中で見かけるようになったけど

いざという時、取ってきて!って言われたら

どこに取りに行けばいいか、

パッと思い浮かびますか?

実はこんな地図もあるので、

自分の家の近く、職場の近くだと

どこにAEDあるのかなーなんて

探してみてもらえたら嬉しいです。

https://www.qqzaidanmap.jp

 

追伸

まあ、そんなわけで救急にハマって

救急一色の生活を送ったおかげで、

就職時の面接時も自己アピールでこの話をして、

結果ICUに配属されるわけなのですが。笑